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Ale Milan! Forza lotta! Vincerai! Non ti lasceremo mai!

Milan! Milan!
Milan! Milan! Solo con te!
Milan! Milan! Sempre per te!
Camminiamo noi accanto ai nostri eroi
Sopra un campo verde, sotto un cielo blu
Conquistate voi una stella in piu` a brillar per noi e insieme cantiamo!

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2007年12月14日

トヨタカップ ミラン決勝進出

 
浦和レッズとの準決勝、ミランはレッズを1−0で下して決勝進出です!!!

試合の感想で「レッズ相手に1点しか取れないなんて…」みたいな評価を耳にしますが、レッズ相手に確実に1点差の試合を守りきったという風に僕は思っています。
2点目を求める意欲よりも、ボールをキープして自分達のサッカーを日本の地で守れるかどうかに主眼が置かれていたように思います。

・ディフェンスラインを抜かれないこと
・スリーボランチが確実にプレスをかけること
・カカとセードルフが自由に動き回りながら攻撃を作ること
・ワントップが常にラインの裏を狙っていること

こういうミランの基本的な戦術を的確にこなせるかどうかを確認していたように見えました。
過去のトヨタカップでは、ミランは南米相手に「ミランのサッカー」ができずに敗戦を喫してきたわけですから、今年は2試合できることを考えて、最終調整として浦和戦を想定していたと思います。

普通、南米のチームと戦う時のミランにとって東京はホームに近い環境でしたが、今度のトヨタカップはレッズという開催国のチームが参加することによって、最近のミランにとっては初めて「アウェイの日本」を戦うわけです。
長旅の影響と、「ヨーロッパのサッカー」以外を相手にすること、ホームではない日本で戦うこと、そして(多分)不調のセリエAから得意のCLモードへの切り替えの意味もこめて、ミランはレッズ相手に無理をしない状態で気を抜かずに90分戦うことを意識していたと思います。


実際の試合の内容としても、カカとセードルフにボールが集まらない状態でしたが、無理して2人を使って怪我させるよりも、確実にサイドに振って隙をつくような感じ。

両サイドの上がりも手薄な感じでしたし、ミランは「勝てばいい」試合をしていました。

カカがオッドに「あがれ!」って怒ってましたけど、浦和の攻撃を考えたら右サイドのオッドがあがるよりも、オッドは下がって3バックの1人になってヤンクロフスキーが左であがる方がミランとしては無難だったと思います。
でも、オフェンス担当としては点を取らないといけないわけで、そのためには両サイドがちゃんと機能してくれないといけないわけです。

そんなチームの葛藤が生まれるのも、ミランのサッカーが意識の上で守られていた証拠ではないかと思います。
ミランはオフェンスとディフェンスを明確に役割分担しているチームですから。

ガットゥーゾやアンブロジーニの役割と、オッドとヤンクロフスキーの役割が、ポジションの高さと反比例しているのを考えるとわかりやすいかなと思います。
ディフェンスの役割を持つ二人のボランチは攻撃参加は基本的にパスを供給するだけに留まりますが、両サイドバックの2人は重要なサイド攻撃の役割を持っているので逆サイドに守備を任せて一気に上がっていってしまいます。

中盤でありながら守備の役割をもつボランチと、バックでありながら攻撃の役割を持つサイドバックの逆説的な役割がミランの攻守を左右する要素になっているわけです。

この明確な役割分担があるミランではトップのジラルディーノ、トップ下のカカとセードルフなどは攻撃専門の選手で、センターバックのネスタとカラーゼは守備専門の選手ということになります。

ですから、チームが守備優先にした時は、逆説的に明確でありながらも実際にはグレーゾーンにいるサイドバックは本来のディフェンダーのプレーを優先することになり、オフェンス専門であるカカとしては、少なくとも1点は取らないといけないのにサイド攻撃の手札を失ってしまうことになります。
そのチームを包括した葛藤があの「あがれよ!」の仕草になったわけです、多分。


それにしても、結局の所は世界と日本のレベルの違いを見せ付けられたという陳腐な表現に終始する試合でしたね。

ピルロのキープ力がはっきりと格の違いを見せ付けてましたね。
全然取られないですもんね。
ピルロの展開力も見事に浦和のインターセプトを交わしてましたし。

ディフェンスもディフェンスで完全に浦和の攻撃陣に仕事をさせてませんでしたし。

あとは当然、カカとセードルフとジラルディーノが世界のレベルを見せ付けてましたね。
カカのドリブルは本当にすごいですよね。
ジラルディーノのここぞと言う時のシュート勘もすごいですし。

多分、間近で見たら上手すぎて気持ち悪いくらいでしょうね(笑)


それにしても、日本のサッカー実況に優秀な人材はいないんでしょうか。
頭に入ってる情報が安すぎますよね。

ピルロのドリブルを「速いです!」って言った時に、「あぁ、この実況の人は紙に書かれて渡された情報を頭に入れただけなんだ」と確信しました。
フィジカルとスピードが足りないっていうのは、ピルロにずっと着いて回っている議論じゃないか!、と。

抜群の攻撃センスを持っていながら、フォワードをやるにはパワーが無くて、トップ下をやるにはスピードがない、だからレジスタというポジションを選んだわけですよ。
そのピルロのドリブルを「速い!」ってどういうことかと。

選手を勘違いして間違えるのはよくあることですし、喋りながら試合を見なきゃいけないアナウンサーとしてはしょうがないことだろうと思いますけど、ボールの飛んだ方向に「いるはず」の選手の名前を言うのをやめてほしいです。

現場にいるんですから、全体を見て、「いるはず」の選手ではなく「いる」選手を言って欲しい。
いつもセオリー通りのサッカーをしてるだけじゃ勝てないわけですから、それを考えて実況してほしい。

まぁ、実況のことを話し出すと誰でも愚痴ばっかりになってしまうと思いますが、せっかく決勝進出したんだからここらへんでやめときましょう。


とうとう、「トヨタカップ」にリベンジする時が来ましたね。

相手はまたボカ。
リベンジマッチとしては最高の相手です。
エトワール・サヘルじゃなくてよかった(笑)

マルディーニがカップを掲げる瞬間が近付いています。
その瞬間を生で見届けるために僕は日曜に遠路遥々横浜まで行って来ます。

待ち遠しい。
本当に待ち遠しい。。。

posted by テオ at 01:51 | トピックス